LEGO®︎Serious Play®︎とは

想像してみてください。あなたは同僚と、「最高の仕事」について話をしています。「いつか二人で良い仕事しような!」なんて会話かもしれません。でも、「良い仕事」「最高の仕事」とはなんですか?どういうものを言うのでしょうか?何気なく使っている言葉でも、共に働く仲間と、その言葉の意味の本当の深いところまで、理解できていますか?

例えばビジョンについてもそうです。ビジョンとは、凡そ抽象的な言葉であることが多いです。では、そのビジョンを、「各人がどのように理解しているのか」「ビジョンがどのように仕事に影響を与えているのか、意識しているのか」について、あなたは理解できていますか。

LEGO®Serious Play®(レゴ®︎シリアスプレイ®︎)とは、<レゴ®ブロック>を用いたワークショップです。<レゴ®ブロック>といえば世界的に有名なおもちゃですが、LEGO®Serious Play®は2000年ごろにLEGO®社によって開発された対話の手法です。その手法は、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボのシーモア・パパート教授が提唱した教育理論「コンストラクショニズム」に基づいており、NASAやGoogleを始めとした企業でも導入されていて、世界中で実施されているワークショップの1つです。実施には、メソッドのトレーニングを受けたファシリテーターが必要で、また専用のレゴ®ブロックのセットが決まっていたりと、<レゴ®ブロック>を用いて対話をするためのフレームワークが規定されていることが特徴です。

LEGO®Serious Play®では、馴染みやすいおもちゃである<レゴ®ブロック>を活用して、頭の中のイメージを見える化します。<レゴ®ブロック>の作品を通して、普段なかなか言語化しにくいチームメンバーの想いやビジョンについて対話することで、「組織のビジョン作り」「チームビルディング」「コミュニケーション力強化」などの効果が期待できます。